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2024年4月24日

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【レポート】「未来をつくる やまなしでの共創プロジェクト」現地フィールドワーク(第1回目)

2023年10月28日、29日の2日間、「未来をつくる やまなしでの共創プロジェクト」の現地フィールドワーク(第1回目)が、富士山の西側一帯に広がる、市川三郷町、早川町、身延町、南部町、富士川町の5つの町で構成される峡南地域で実施されました。本レポートでは、その様子をお届けしていきます。

「地域との関わりを深めたい」という人材が首都圏から山梨に

1日目:11:30|オリエンテーション

第1回目の現地フィールドワークには、首都圏から15名のクリエイティブ人材が参加しました。今回は山梨県の峡南地域を五感で体感しながら、地域の事業者との意見交換や共創プロジェクトに向けた課題整理、第2回目のフィールドワークに向けた準備を行うことが主な目的となります。

まず新宿からバスで、共創プロジェクトの舞台となる山梨県の峡南地域へ向かいました。到着後は、午後からのプログラムに備えて「道の駅 しもべ」で昼食をとりながら、2日間の流れの確認や自己紹介などをおこない、参加者同士で交流を深めました。

8月に実施した渋谷QWSでの募集説明会やその後の面談を経て、「地方創生に関わりたい!」「自分のスキルや経験を役に立てたい!」「地域での暮らしや働き方に興味がある!」など、本プロジェクトを通じて山梨県の魅力を発見し、地域との関わりを深めていきたいという、意欲的な皆さんにご参加いただきました。

フィールドワーク参加者

身延山を訪れて、峡南地域の独自の歴史や文化を体感

1日目:12:30|クリエイティブタイム

身延町と早川町の境に位置する身延山の山麓には、日蓮宗の総本山である身延山久遠寺があります。身延山ロープーウェイに乗り、久遠寺や身延山大学内にある仏像彫刻を見学するなどして、普段はなかなか知ることのできない、仏像の制作工程についても詳しく知ることができました。まずは、自然豊かで独自の歴史や文化が育まれてきた峡南地域を、五感で体感していただきました。

身延山大学で、仏像彫刻について説明を受ける参加者の皆さんの様子

共創プロジェクトの受け入れ事業者と初回セッション

1日目:16:00|参加事業者セッション

「首都圏在住の参加者の皆さんと一緒に、クリエイティブで面白い取り組みを実施したい」と、本プロジェクトにご賛同いただいた峡南地域の事業者と、参加者の皆さんとの初回セッションをおこないました。

今回のやまなし共創プロジェクトでは、各事業者と参加者数名でチームを組み、地域や企業が抱える課題を設定し、それに対するアクションプランを策定していきます。設定した課題に対して、実際にそれを解決するための取り組みを約3カ月という短い時間で進めていきます。初回のセッションでは最初の課題設定のために、事業者の方と意見交換をおこないました。

事業者と参加者の皆さんとのセッション

ゆるキャンの舞台の旧下部小学校・中学校へ

2日目:10:00|地域貢献活動の実施及び五条ヶ丘活性化推進協議会との交流

「ゆるキャン」は山梨県周辺を舞台に、アウトドアライフを楽しむ女子高校生たちのゆるやかな日常を描いた漫画で、アニメ化や実写化もされた人気の作品です。主人公が通う本栖高校のモデルとなった旧下部小学校・中学校には、いまもテレビドラマの撮影で使用されたセットがそのまま残されており、町をあげて「ゆるキャン」を応援しています。

フィールドワークでは地域貢献の一環として、現地を訪れて街の清掃活動をおこないました。その後は、旧下部小学校ならびに旧下部中学校の跡地や身延町の観光資源等を活用し、地域活性化向け取り組んでいる、五条ヶ丘活性化推進協議会の皆さんとの交流の時間を設けました。

次回に向けたアクションプランを検討する、2度目のセッション

2日目:13:00|参加事業者セッション

今回のやまなし共創プログラムに受け入れ事業者としてご参加いただいたのは、下部ホテル、覚林坊、株式会社CATCHUPの3事業者です。

参加者の皆さんは、地域との共創プロジェクトを推進するために、どのような関わり方であれば自身の価値を発揮できるのかを考えながら、積極的に対話を重ねて地域や企業についての理解を深め、意見交換をしました。

(上)下部ホテル|(下)覚林坊(かくりんぼう)

また事業者様も今後のビジョンや新たに取り組みたいことがたくさんあり、次回のフィールドワークまでに参加者の皆さんとどのようなアクションプランで進めていくのかを明確にして、2度目のセッションを終えました。

第2回フィールドワーク/チェックアウトプログラムに続く。

(上)株式会社CATCHUP

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